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DPIはネクストステージへ
 あたらしい世紀を迎えようとしていた今から10年前, 電話、テレビ、映画、印刷…とあらゆるメディアでデジタル化の波が大きなうねりとなって私たちにのしかかっていました。そして、好むと好まざるにかかわらずアナログ育ちの私たちクリエーターにもその対応を迫られ、正直不安と戸惑いはかくしきれませんでした。
 そんな中DPIはささやかな勉強会とその発表の機会として当初3人で発足し、第一回展を開きました。その後つぎつぎと写真、グラフィックデザイン、イラスト、版画等さまざまな分野の同志が参加、各自日常の仕事をこなす傍ら特に「デジタル表現」と言う一点にのみに問題点を共有、試行錯誤を重ねつつ作品を制作、年1回京都祇園の西利ギャラリーでグループ展を開催してまいりました。
その都度見て頂いた多くの人々やこれを取り上げ紹介して頂いた各メディアの方々、とても貴重なご指導ご意見を頂いてまいりました。
おかげさまで、昨年めでたく第10回展を開く事が出来ました。  発足当時と比べますとパソコン、ソフトウェアー、インターネット等劇的進化を遂げ、デジタル環境は当時を知る我々にとってじつに「ありがたすぎる」状況となっています。
「デジタルは当たり前、今更なにがデジタル表現」と言う気もしますが、かかる時代にこそ素晴らしいシステムテクノロジーに恥ずかしくないコンテンツが求められているのではないでしょうか。
さらに加えて我々にはアナログ時代に先人たちが作り上げた膨大な美的資産をいかにデジタル時代に持って行くかという使命感もあります。
 私たちの勉強会はまだまだ続きます。このたびDPI第11回展を迎えるにあたり、京都文化博物館での展示を許され、心機一転ネクストステージに進むべく製作に励んでいます。
ぜひご足労の上ご一覧、ご意見、ご指導いただきますよう、心からお願い申しあげます。